今までやっていた髪型が決まらなくなった… なんてことはありませんか?
もしかするとつむじ部分の髪が薄くなってきたのかもしれません。
今回は女性のつむじの悩みとその対処法を見ていきましょう。
つむじが薄くなると困ること
一般的につむじは渦を巻いている真ん中の部分から外に向かって髪が生えているので、どうしてもその部分は肌が露出しやすくなります。
しかし、年齢と共に髪のコシが無くなり、立ちあがりがどうしても弱くなりがち。髪が立たずにぺたんと倒れたようになってしまいます。こうなるとボリュームも出ないので余計にその付近が露出して見えてしまいますね。
つむじ付近の髪に勢いが無くなると、髪型も上手く決まらないのではないでしょうか? 頭頂部や後頭部が平らだとスタイル良く見えないですよね。
つむじが薄くなる原因
つむじが薄くなる原因は、主に以下の3つです。
- 加齢による髪の減少
- 女性ホルモンの減少
- 日焼けの影響
【加齢による髪の減少】ボリュームが減ってつむじが目立つ
まずは加齢による髪の減少。若いころと比べて髪を作りだす毛母細胞の機能が衰えてきます。
若いころなら髪が抜け落ちてもどんどん新しい髪が生えてくるのですが、加齢に伴いそのサイクルがうまく働かず生えてくる髪より抜ける髪のほうが多くなってしまうのです。
髪に栄養を送る機能も歳を追うごとに衰えてきているため、せっかく生えたとしても弱くて細い髪ばかり。これではボリュームが減る一方ですね。
【女性ホルモンの減少】男性の薄毛のような現象が起こる
40代にさしかかると髪にとって重要な女性ホルモンの量も減っていきます。
女性ホルモンが減少し男性ホルモンが優位になってくると男性の薄毛のような現象も起こってしまうのです。
【日焼けの影響】傷んだ頭皮が抜け毛を引き起こす
もうひとつ注意したいのが日焼けです。意外かも知れませんが、日焼けも少なからずつむじの変化に影響を及ぼしているのです。
つむじは身体の一番てっぺんに存在しています。当然日差しが当たる機会も多く、日焼けにより傷んだ頭皮が抜け毛につながってしまうのです。
つむじが薄くなるのを防ぐ方法
つむじを守るために地肌に優しいシャンプーを使いましょう。おすすめはアミノ酸系のシャンプーです。アミノ酸系のシャンプーは地肌に一番近い成分で作られているので、地肌を痛めず優しく洗いあげてくれます。
シャンプーの使い方にもポイントがあります。頭皮を流す際は必ずぬるま湯を使うこと。お湯が熱すぎると頭皮を痛めてしまう上に地肌に必要な皮脂まで洗い流してしまいます。皮脂を取り除きすぎると頭皮の潤いが無くなり炎症や抜け毛に繋がってしまうのです。
シャンプーを直接地肌につけるのも厳禁です。必ず掌にとってお湯によくなじませてからシャンプーしていきましょう。地肌を優しくマッサージするようにシャンプーし、ぬるま湯でよくすすいでください。
髪を乾かす時は自然乾燥ではなくドライヤーを使ってしっかり乾かしましょう。頭皮の日焼け対策も怠ってはいけません。日焼け止めクリームを塗るのはなかなか難しいかも知れませんが、外出時には帽子をかぶるなどの対処は必要です。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
つむじは自分では気が付きにくい場所ですが、他人からはよく見える部分でもありますね。つむじが薄くなることで老けた印象になってしまいがちです。
地肌に優しいシャンプーを使用し、日焼けを防止するなどつむじを守ることで若々しさを維持できるかもしれません。
気がついたら早い段階で対処するようにしましょう。